先発当確ならず…安定感欠いたトーレス、バニスター

[ 2011年3月11日 17:11 ]

広島戦に2番手で登板し、4回2失点の巨人・バニスター

オープン戦 巨人12―6広島

(3月11日 マツダ)
 先発枠をめぐって争う巨人のトーレスは5回4失点でバニスターは4回2失点。どちらも本領発揮とはいかなかった。

 トーレスは2回、失策も重なる不運もあったが、球速が140キロそこそこで、先頭から甘い球を3連打されたほか、ボークでも失点した。5回で4失点し、「制球力を高めるのが次の課題」とさえない顔で振り返る。

 バニスターはある程度の制球力は見せたが、球威不足は隠せない。4回2失点には「ストライクが先行して満足」としたが、川口投手コーチは「球速が3、4キロ上がってこないと」と手厳しい。

 すでにグライシンガーは「当確」で、ライアルと中継ぎを数えると、先発入りできる外国人の枠は残りあと一つか。ゴンザレスと新戦力の2人が、残り試合でアピール合戦を繰り広げる。

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