工藤 引きこもり支援「やり直せる姿見せたい」 

[ 2011年3月10日 11:40 ]

 西武や巨人などで投手として活躍した工藤公康投手(47)が、子どもの引きこもりや不登校に悩む家庭の支援に乗り出すことになった。ひきこもり支援相談士認定協議会(北海道千歳市)の特別サポーターにこのほど就任。自身の子も一時期不登校になったことがあり「5人の子を持つ親としての経験を伝えたい」と話している。

 協議会によると、工藤は「ひきこもり支援相談士」の資格取得に向け勉強中。多くの兄弟に囲まれて育った自身の体験も踏まえ、将来は引きこもる子の親を自宅に呼び、悩みを聞く機会を設ける構想だ。

 昨年西武を戦力外となり、現在けがを治しながらプロ球界復帰を目指す工藤。「もう一度マウンドに立ち、不登校になった子どもたちにやり直せる姿も見せたい」と誓いを新たにしている。

続きを表示

2011年3月10日のニュース