中日 やっぱりこれが“定番”荒木「落ち着くというのはある」

[ 2011年3月10日 08:44 ]

オープン戦 中日6―2ヤクルト

(3月9日 小牧)
 中日・中田賢が、4回にソロを被弾したものの7回1失点と好投した。

 昨季、体調不良のためわずか53試合の出場で本塁打なしに終わった中日の井端が、オープン戦初本塁打を放った。3回、中前打した先頭の荒木を一塁に置いて迎えた第2打席。内寄りの球にタイミング良く体を回転し、左翼席まで運んだ。

 「ちょっと抜かれ気味(の球)だったけど、うまくバットに引っ掛かってくれた。風ですよ」と、両翼92メートルの球場での一発に控えめだったが、これで4試合連続の安打。休日返上に連日の早出、居残りと、練習に打ち込んだキャンプの成果が出始めている。

 この試合は1番の荒木が3度の打席でいずれも出塁。2番の井端も本塁打を含む2安打と、昨年はあまり機会のなかった1、2番コンビで打線に勢いを与えた。3安打の荒木も「落ち着くというのはある」と話す。

 キャンプの疲れについて「まだまだある」と話す35歳の井端。だがその目はしっかりと開幕を見据え、昨年の雪辱に燃えている。

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2011年3月10日のニュース