坂本「15タコだったの?ヤバイね 今の状態ではいけない」

[ 2011年3月10日 08:31 ]

<ソ・巨>8回2死一塁、2ラン本塁打を放った坂本(左)をグータッチで出迎える原監督

オープン戦 巨人3―0ソフトバンク

(3月9日 ヤフードーム)
 巨人の坂本が待望の本塁打を放った。8回2死一塁。16打席ぶりの安打は3番初アーチとなって左翼席に消えた。

 両手に残る確かな感触。試合後、巨人の坂本は安ど感をにじませながら思わず口にした。「15タコだったの?ヤバイね」。

 待望の一発は原監督が思い描く「近未来オーダー」。1番・長野が前日のソフトバンク戦(ヤフードーム)でオープン戦チーム第1号となる一発を放ち、3番・坂本が同じデレオンからのアーチで続いた。

 「勇人はどういう打順でも適応できる技術を持っているからね」。指揮官の信頼は揺るがないが、本人はもちろん満足していない。「今の状態では(3番は)いけない。いいイメージを大事にして、これから調子が上がっていけば」。決して近未来ではなく、約2週間後には実現するであろうオーダー。その日に向け、坂本は前だけを見て突っ走る。

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2011年3月10日のニュース