尚成2回無失点!移籍初勝利マーク

[ 2011年3月10日 06:00 ]

オープン戦 エンゼルス2―1レンジャーズ

(3月8日 テンピ)
 制球に苦しんでも、エンゼルスの高橋が技巧派、ベテランの味を存分に発揮して「移籍初勝利」を挙げた。

 昨季ア・リーグチャンピオンのレンジャーズを相手に、オープン戦2度目の登板。3番手で5回からマウンドに上がると、1死からブランコに中前打を許し、続く1番のボーボンに対しては3ボールに。しかし、そこからが昨季10勝左腕の真骨頂だった。フルカウントから捕邪飛に打ち取ると、2死一、二塁で迎えたマーフィーにも2ボールから「自分の球が動くのは計算に入っている」と外角直球で芯を外して一ゴロに仕留めた。「微妙な制球はシーズン中とはほど遠い」と反省しつつも、2回無失点に「2回を投げられた。一段階上がったと思う」。キャンプ序盤は腰痛で出遅れた高橋だが、この日の投球にソーシア監督も「不利なカウントから持ち直すことができるのは大きい」と評価した。

続きを表示

2011年3月10日のニュース