榎田、横浜戦登板“0封リレー”つなぎます!

[ 2011年3月5日 06:00 ]

甲子園で笑みをみせながら連係プレーに取り組む榎田

 阪神のドラフト1位・榎田大樹投手(24=東京ガス)は4日、甲子園球場でキャッチボール、投内連係などで調整した。5日の横浜戦(高松)に登板予定で、チームはオープン戦で32イニング連続無失点中。「レベルの高い競争なので、(1軍に)残るためには持ち味を出して0で抑えるのが大事。今の自分のベストを出せればいい」と闘志を高めた。

 1965年以降のオープン戦では95年のオリックスが41イニング連続無失点をマークしたのが最長。横浜に1試合得点を許さなければ、この記録に並ぶ。先発は小嶋が務める可能性が高く、榎田は2番手が濃厚。「たぶん先発じゃないと思う。でも、投げるのは一緒。オープン戦でイニングが決まっているし、どこで投げても先発と同じ入り方ができると思う」と中継ぎスタンバイでも、冷静に気合を入れた。

 オープン戦初登板だった2月26日(安芸)のオリックス戦では、先発で3回無失点。だが、一度の好投だけでは即戦力左腕は浮かれない。「調子が良くて低めに集まった」というのがオリックス戦の自己分析。横浜戦では「調子が悪い時にどう対応するか」をテーマに据えている。

 「この前の先発でいい結果を残せたので、これを続けていけば1軍が見えてくる。新人なんで、もっと結果を残して、監督やコーチの信頼を得られるようにしっかり投げたい」。鉄壁投手陣の中でアピールするために、スコアボードに0を並べてみせる。

続きを表示

2011年3月5日のニュース