黒田、先発で敗戦投手も新球カーブに手応え

マッティングレー監督にボールを手渡し３回途中で降板した黒田（右）

オープン戦 ドジャース１─３レ　ッ　ズ

（3月3日 グッドイヤー）
　ドジャース・黒田がレッズ戦に先発。３回にローレンに中前適時打を浴びるなど、２回１／３を６安打２失点で敗戦投手となった。

　しかし３回を除けば、昨季ナ・リーグ中地区を制した強力打線を相手に粘り強い投球。習得を目指しているカーブは全４９球中１０球も投げ、３回無死二、三塁では昨季リーグＭＶＰを獲得した左の強打者、ボットを一ゴロに打ち取る場面もあった。及第点の内容に、黒田は「新しいボールをナ・リーグの相手に投げられたのは大きい。シーズンにつながる」と、大きな手応えを得ていた。