痛み治まらず 甲子園優勝左腕 実戦登板は延期

[ 2011年3月4日 07:12 ]

 昨年の甲子園で沖縄・興南を春夏連覇に導き、今春中大に入学する島袋洋奨投手(18)が、宮崎キャンプで予定していた実戦初登板を見送ることが決まった。

 島袋は2月11日からのキャンプに帯同して調整を続けていたが、左肩に違和感を訴えた。1日の興南の卒業式に出席するため2月24日に帰郷して治療に専念してきたものの、痛みが治まらないため再合流を断念。チームがキャンプを打ち上げる10日ごろに東京へ戻ることになった。

 当初は3日に合流して6日の宮崎産経大戦で実戦初登板する予定だったが、早くても13日の日本製紙石巻戦以降にずれ込む見込み。それでも高橋善正監督は「大したことじゃない」と、開幕を見据えて調整させる方針を示した。

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2011年3月4日のニュース