巨人ヒヤヒヤ 中大とかろうじて引き分け

[ 2011年3月1日 17:12 ]

2回、巨人・福元(手前)に中前打を浴びる中大・入江

プロ・大学交流戦 巨人3―3中大

(3月1日 宮崎)
 プロ野球のチームと大学の野球部とのオープン戦が解禁された1日、巨人の2軍と中大が宮崎市のひむかスタジアムで対戦し、3―3で引き分けた。

 日本学生野球憲章の改正でプロ、アマ交流の規制が緩和され、3月と8月に限り単独チームによる対戦が可能となった。運用規則が適用されたのはこの試合が初めて。

 試合は先行した中大に対し、若手選手を多数起用した巨人が追いつく展開となり、最後は同点で迎えた9回1死満塁のピンチを中大がしのいだ。

 観戦した巨人の清武英利球団代表は「学ぶところがたくさんあった。勝たなければならないという緊張感の中で、これまでにない試合ができた」と収穫を語り、巨人OBの中大・高橋善正監督は「学生にとっては非常に喜ばしいこと」と、プロアマの雪解けを歓迎する意向を示した。

 巨人は今後、東洋大、東大との対戦が決まっており、阪神も明大などとのオープン戦を予定している。

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2011年3月1日のニュース