佑ちゃんの“先輩” 岡島と合同自主トレ 直伝トレで肉体改造成功

[ 2011年2月24日 12:31 ]

悲願のリーグ優勝に向け貢献したいと打撃練習に気合の入る日野

 新潟アルビレックス・ベースボールクラブ(BC)の日野悠三捕手(23)が大リーグ・レッドソックスの岡島秀樹投手(35)との合同自主トレで、ひと回り大きくなって帰って来た。

 かつて所属したクラブチーム、府中ダイヤモンドドッグスの監督を通じ交流がある岡島と先月16日から2週間、オーストラリア・ゴールドコーストでトレーニング。岡島の球を実際に受けたほか、走り込みなどのメニューを消化した。「球質、コントロールの良さが全く違う。とても刺激になった」と、12歳年上のメジャーリーガーとの充実した時間を口にした。

 岡島直伝の下半身強化法で体重が7キロアップの102キロと肉体改造にも成功。青木智史コーチ(31)は「体が大きくなってきて、ついたパワーを自分のものにしてきた」と変化を説明し、「捕手としても打者としても活躍してほしい」と期待を込めた。

 日野は「橋上監督から“捕手はグラウンドの監督”と言われているので、年上年下関係なく自分が捕手として引っ張っていく」と自信をのぞかせる一方「昨季はもっとチャンスで打てたり、打点を伸ばせればよかった」と打撃力を課題に挙げ、オフはバットを振り込んできた。2年目の今季へ向け「打たないと上にアピールできない。打点は最低25点以上、本塁打も(チーム)トップを目指したい」と決意をにじませた。

 ◆日野 悠三(ひの・ゆうぞう)1987年(昭62)8月25日生まれの23歳。東京都出身。早実高―早大―府中ダイヤモンドドッグス。昨季は61試合に出場して166打数42安打16打点、2割5分3厘。右投げ右打ち。1メートル86、102キロ、血液型A。背番号27。

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2011年2月24日のニュース