松坂“手応え”初フリー38球中安打性2本

[ 2011年2月23日 06:00 ]

今キャンプ初の打撃投手を務めた松坂大輔( 撮影・青木芳治通信員)

 レッドソックスの松坂がフリー打撃に初登板し38球を投げた。キャメロン、ケイリッシュを相手に安打性は2本。直球、ツーシーム、スライダーの投球に「変化球の曲がり幅も良かった。際どいコースにも行ったし、打者に向かう力感も出せた」と納得の表情だった。

 トレーニングの追い込み時期と重なり「足が全く言うことを聞かなかった」と話す中で「シーズン中も疲れがある中で投げることがある。どういうふうに意識付けして体を動かすか」と逆転の発想で臨んだ。調子の悪い中での「最低限の投球」の底上げができていることを確認できたことが、最大の収穫だった。

 24日(日本時間25日)にフリー打撃に登板し、28日(同29日)ツインズ戦から6試合のオープン戦に登板する。「ここからは1球も無駄にできない」と先を見据えていた。

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