大石「その2人が一番気になるというか、そういう存在です」

[ 2011年2月22日 08:27 ]

<西武・南郷キャンプ紅白戦>20日の登板後、ベンチで笑顔を見せる大石(上) 

西武・大石達也投手インタビュー

 ――早大で同期だった斎藤はどんな存在?

 「今のところは大学の時と変わりないですね。良き仲間、良きライバルでずっとやってきたので、今も変わりないです。キャンプの最初はよく連絡を取っていました。最近はあんまり取っていないですけど」

 ――佑ちゃんフィーバーはどう見ている?

 「大学の時からあんな感じだったので、相変わらず凄い人気だなと。本当に第三者としてそう見ています」

 ――同年代の選手の存在は励みになる?

 「多少は他の同世代の人が頑張っているのを見ると自分も頑張ろうとなりますけど、一番は斎藤、福井。大学4年間一緒にやってきた仲間なので。その2人が一番気になるというか、そういう存在です」

 ――負けたくない気持ちは強い?

 「その2人には負けたくないですね」

 ――これまでで一番印象に残っている試合は?

 「大学最後の神宮大会の決勝戦ですね。4年秋の早慶戦もですけど、いい試合だったのでよく覚えています。悪い試合はあんまり覚えていない。終わったことはしようがないと切り替えていたので」

 ――抑えに向いていた?

 「持っている球種も少ないし、精度もあんまりよくないので。でも真っすぐには自信ある。そういう意味では抑えに向いていたのかもしれないですけど、やっぱり先発はやりたいと思っていました」

 ――プロでは先発に転向するが不安は?

 「最初は本当に不安だったんですけど、練習をやっていってだいぶ不安は取れてきましたね。ある程度自信もついたというか。監督からは“1年間かけて育てていくからあんまり焦らないように”と言われたので、まあ、何とかなるかなと」

 ――「投手・大石」を自己分析すると?

 「ストレートで押していくタイプ。(性格は)自分の中ではあまり顔に出していないつもりなんですけど、大学の時はよくマウンドで笑っていると言われて…。ポーカーフェースと思っていたんですけれど、周りがそうは言ってくれないので、どうですかね。試合は楽しんで投げようと思っています」

 ――直球はいつから速かったのか?

 「大学2、3年くらいですかね。それまでは普通よりもちょっと速いくらいで。ずば抜けて速かったわけではなかった。その時にちょっと太ったので、それでかなと。球に力が伝わるようになったのかなと思っています」

 ――テークバックが深いのが特徴的。

 「昔は全然小さくて、後ろに出なかった。大学には野手で入ったので、一回野手投げになったんです。もう一回投手に戻って、気がついたらどんどん後ろに入っていった。小さくしたいと思ってやっていたので、それでフォームを崩したりしました。今は小野投手コーチから“全然気にしないでいい”と言われている。それで投げられているので、意識しないでいこうと思います」

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2011年2月22日のニュース