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ダルもう150キロ!“怪物”中田を子供扱い

紅白戦の1回2死二塁中田から三振を奪い声を上げるダルビッシュ

日本ハム紅白戦 白組5―3紅組
(2月19日 国頭)
 吠えた。紅白戦の初回2死三塁。打席に中田を迎えると、日本ハム・ダルビッシュはマウンド上から怒声を飛ばした。

 「オラ、行くぞ!」。常に弟のように目を掛けている後輩だからこそ、逆に手抜きはしない。その初球だ。雄叫びを上げて投じた直球は外角高めに外れたが、この日最速となる150キロを計測。今年の初実戦登板。2月半ばの剛球にスタンドがどよめいた。直球のみでフルカウントとし、6球目で勝負は決した。

 「まさかスライダーが来ると思わなかったでしょう。でも、あいつの相手をするよりも自分の調整が大事。それに中田なんてシーズンに入らないと分からない。いつもこの時期は調子いいじゃないですか」。5球連続直球から一転。内角からグッと曲がるスライダーに、中田のバットはピクリとも動かなかった。

 結果だけでなく、内容の濃い投球だった。14球のうち直球が12球。収穫は中田に対する2度のファウルと、糸井に投じた3球目のファウル。すべて後方のバックネットに飛んだもので、ダルビッシュは「真ん中の球でもファウルになっていた。ベース板の前で速かった。そこがよかった」。初速と終速に差がなかったと分析した。現在の体重99キロ。オフの徹底した筋力トレーニングで10キロ増となった肉体から繰り出される重い球質に加え、浮き上がるようなスピンも健在。だから甘い球もファウルになる。

 1回を1安打無失点。実戦初登板で150キロを記録したのは、WBCに向けてハイペース調整した09年以来だが「あのときとは(直球の)パワーも切れも違う」と胸を張る。梨田監督も「重くて速い。ネットを突き破ってきそうなぐらいやった」とうなった。「キャンプのブルペンから自分でも(今年は直球に)力あるなと思っていた。それがきょう打者の反応を見て分かったのが良かった。球速はまだもう少し出る。自分がどこまで行けるのか楽しみ」。5年連続の開幕投手へ、日本最強右腕は右肩上がりの調整を続ける。

[ 2011年2月20日 06:00 ]

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