松坂、新球「ストレートチェンジ」に手応え

[ 2011年2月20日 06:00 ]

通常よりも柔らかめに作られたボールで強烈なノックを受ける松坂だがトンネル…

 レッドソックスの松坂がキャンプ2度目のブルペン投球を行い、昨年9月26日のヤンキース戦で初めて投げた「ストレートチェンジ」を多投した。45球中、6球を費やし、鋭く縦に落ちる変化に右打席に立ったヤング投手コーチも満足そうにうなずいた。

 「去年も覚え始めた時点で、緩急をつけたり落差の幅を変えたりしていたけど、去年よりもやりやすくなっている」。親指と人さし指で円をつくる従来のサークルチェンジとは違い、人さし指と中指の間から抜く球でフォークに近い。球速140キロを超え、鋭く縦に落ちる新球は、横の変化が主体の松坂のウイニングショットにもなり得る。

 「思ったように使えるかはゲームの中で判断していく」。28日(日本時間3月1日)ツインズ戦から6試合組まれるオープン戦で、さまざまな場面で試投して精度を高めていく。

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