尚成 女房役も脱帽の35球に「合格点」

[ 2011年2月16日 06:00 ]

ブルペンで力投する高橋尚成

 エンゼルス・高橋が初日から精力的に動いた。メッツから移籍し、新天地で2年目のキャンプイン。巨人時代と同じ背番号21のユニホーム姿を初披露し、ブルペンでは直球のみ35球を投げた。

 「久しぶりに緊張感のある投球ができた。この時期にあれだけ投げられれば合格点」。テンポ良く低めに集め、球を受けた捕手のウィルソンは「ミットを全く動かさずに済んだ」と制球力に舌を巻いた。プレー以外ではソーシア監督に声を掛けられ、おどけてダッシュをするまねをして笑いを誘うシーンも。チームに早く溶け込もうとの姿に、指揮官も「キャンプでたくさん投げたいのは分かっている。彼の希望通りにさせる」と信頼を寄せている。

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2011年2月16日のニュース