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「4番」筒香“厄払い”スイングで魅せた2安打

紅白戦の4回1死一塁、白組・筒香が右翼線二塁打を放つ

紅白戦 紅組6-5白組
(2月10日 宜野湾)
 横浜・筒香の強烈な打球を見て、中根打撃コーチは思わずつぶやいた。「スイングの一つ一つが、チームの厄を払っているような気がするよ」。3年連続最下位に球団身売り問題…。何かと暗い話題がつきまとうチームの雰囲気を一掃するかのような快打だった。

 「しっかりボールが見えた。今持っている力をすべて出して、1軍に残りたい」。今キャンプ初の紅白戦に「4番・一塁」で出場。2回に遊撃内野安打を放ち、迎えた4回だ。1死一塁で藤江の内角カットボールを右翼線へ強烈な適時二塁打。村田、ハーパーら他の長距離打者が欠場する中、2安打1打点と存在ぶりをアピールした。それでも近い将来の4番候補は満足しない。「(二塁打は)本当はライトオーバー。ラインドライブがかかって右翼線に飛んだ。疲れ?とにかくイメージした打球ではなかった」。キャンプも中盤。疲労が蓄積し始めた中でも、筒香は妥協することなく高い理想を追い求めている。

 1年目の昨季、2軍で26本塁打をマーク。10月7日阪神戦(横浜)ではプロ初安打初本塁打の離れ業も演じた。今オフは投手方向に突っ込みがちだったフォームを矯正。現在は安定したスイングができる軸回転の打撃に手応えを感じつつある。一方で、打撃練習では故意に悪球に手を出す。悪球打ちがミスショットにつながることをあえて体に覚えこませるためだ。すべてはアーチストとして大成するため。「打球は誰でも遠くに高く飛ばせるんです。バットと球の角度の問題。僕はスッと入ってバットと球がずっとくっついてる感覚を大事にしています」。19歳にして独自の理論を備えている点も頼もしい。

 チーム浮沈のカギを握る存在。尾花監督は「(二塁打は)見事。彼の味が出ていた」と褒めちぎった。まさに希望の星。筒香が横浜の未来を変える。

[ 2011年2月11日 06:00 ]

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