松井早くも守備練習再開「膝の状態一番いい」

　アスレチックス・松井が東京都内の自主トレで早くも守備練習を再開した。左右と真後ろ、右後方と左後方の５方向にダッシュして、パートナーが投げた飛球を計１２球捕球。真後ろに走る際にも、体の向きを左右交互に変えて膝の状態を確認した。昨年は同様のメニューをキャンプ序盤に取り組んでいた。

　自主トレ後に取材に応じた松井は「守備練習というよりランニングメニューの一種」としつつ「１００万回言ったけど今年は（膝の）手術後では一番いい」と順調ぶりをあらためて強調した。５日に続いて行ったトス打撃では、バランスを意識しながら１０３スイング。オープン戦初戦となる２８日（米国時間２７日）のカブス戦出場には「まだ分からない。俺だけの判断じゃないから」と慎重だったが、着々とステップを踏んでいる。