“チリ紙王子”にプロの洗礼「パワーが違う」

[ 2011年2月8日 06:00 ]

フリー打撃に初登板した「チリ紙王子」七条だったが、プロの洗礼を浴び渋い顔

 ヤクルトのドラフト2位・七条(伯和ビクトリーズ)がフリー打撃に初登板した。川端、畠山にスライダー、チェンジアップを交えて合計45球を投げ、安打性の当たりは11本。柵越えは浴びなかったが「緊張して思ったように投げられなかった。プロはバットに当たった時のパワーが違う」とプロの洗礼を浴びた格好だ。

 グラウンド外でも新人ならではの悩みを抱える。宿舎では若手は通常相部屋だが、26歳の年齢から1人部屋。快適と思いきや、七条以外の新人は全員2軍キャンプのため「1人だと、ミーティングの有無とか自分が気づいていないことがあるのではと心配になる」。

 知人が差し入れを約束してくれた大好物の鹿児島銘菓「西郷せんべい」もまだ届かず、不安な日々が続く。「環境に慣れるのがやっと。技術的にはまだまだです」と話した。

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2011年2月8日のニュース