初登板 感覚ズレたまま…えりちゃん「自分に負けてしまった」

[ 2011年2月6日 16:34 ]

 初登板で4安打7失点と打ち込まれた吉田は「マウンドに上がったら、周りが見えなくなってしまった。自分に負けてしまった」と嘆いた。

 乱調の伏線は試合前のブルペンにあった。最初は納得のいく投球ができていたが、終盤にテンポを速めたところ、球が荒れだした。感覚がずれたまま本番に臨み、先頭打者にユニホームをかすめる死球を与えると、一気に不安な気持ちが広がったという。腕を振ることに集中するためにナックルを控えめにし、直球、カーブを痛打された。

 フォームを修正するとともにメンタル強化にも努めてきただけに「フォームだけでなく、気持ちの面でもクリアしないと、次にいけない」と悔しがる。その一方で「それがあらためて確認できただけでも、ここに来て良かった」と前向きな言葉も口にした。(共同)

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2011年2月6日のニュース