小林宏バスターで快音!球児も「スゲェー」

[ 2011年2月3日 06:00 ]

 室内練習場で投手陣に課せられたバントとバスターの練習中、阪神の小林宏が鋭い打球を連発させ、ロッテ時代に交流戦で通算3本の二塁打を記録した打撃センスの片りんを早くも見せつけた。背後で見ていた藤川も「スゲェー」とうなったほど。

 バスターで披露した計18スイング。「手が痛いです…」。苦笑いの後に「まだ(打撃は)仕上がっていないですからね」と本気と冗談を交ぜた。「パ・リーグでも打席に立つから打撃練習はずっとしてましたよ」。DH制のないセ・リーグに胸を躍らせる。

 自他ともに公言する「球児の前」の出番では現実的には打席に立つ機会は少ない。「(試合)終盤なんでバントの方が大事。バントは苦手です。でも、まずは投げる方をしっかりしたい」。2日目はブルペンに入らず調整。投球という本職の傍ら大好きな“特技”も磨いていく。

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2011年2月3日のニュース