田淵ヘッド熱弁!「血液型別」捕手攻略法

[ 2011年1月30日 06:00 ]

Kスタ宮城で自主トレを視察した楽天・田淵ヘッド兼打撃コーチ(右)は嶋とあいさつを交わす

 好打者になるには血液型を知れ!楽天・田淵ヘッド兼打撃コーチ(64)が配球の癖を見抜くため、相手捕手の血液型を熟知する必要性を説いた。

 思いを寄せる男性との相性を気にする女性のように、田淵コーチは血液型について熱弁した。自身の現役時代の名捕手としてB型の野村克也氏とO型の森祇晶氏の名前を挙げて「B型やO型のキャッチャーは、A型にはないねちっこい、しつこい攻め方をしてくるんだよ。選手には捕手の血液型を頭に入れておいてほしい」。田淵コーチはA型だが、自身の経験も交えてそのリードの傾向を「3球連続で同じコースに要求してこない。2球連続で内角に来たら、次は外角を待つことが多かった」と明かした。

 チームの正捕手・嶋を含め、12球団の正捕手は圧倒的にA型が多い。巨人・阿部、阪神・城島、ロッテ・里崎もA型。一般的に真面目できちょうめんな性格と言われており、田淵コーチは「球種やコースに偏りのないバランスを考えた配球をする」と分析する。しかし、同じA型でもタイプがあり「中日の谷繁は目立ちたがり屋のA型だから、しつこい攻めをしてくる時もあるんだよ」と語った。

 捕手ではないが、元メジャーリーガーの松井稼、岩村の三遊間コンビはともにO型。田淵コーチは「O型は盛り上げるタイプ。2人にはフィールドの監督としてリーダーシップを取ってほしい」と期待を寄せた。占いよりも当たりそう、な田淵流の血液型分析がチームの打撃を変える。

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2011年1月30日のニュース