斎藤「ブランド品興味ない ユニクロ行きますよ」

[ 2011年1月26日 08:03 ]

 日本ハムのドラフト1位右腕・斎藤佑樹投手(22=早大)が25日、待望の初任給を受け取った。

 今季年俸1500万円を12カ月で分割した125万円のお給料。ただ、いきなりの大金にも斎藤は無駄遣いを封印。一般の大卒社会人と同じ金銭感覚を磨くことを宣言した。

 頭の中で初任給を18万円と設定。計算も素早かった。「都内ならば家賃は8万円ぐらい。その他にも食事代や携帯代がかかる。そしたら小遣いは5万円、いや3万円ぐらいじゃないですか。自分はギャンブルもしないし、ブランド品もそんなに興味ない。ユニクロにだって行きますよ」と庶民感覚を披露。ちなみに、08年にルーキーだった中田は「小遣い30万円」で話題を振りまいたが、まるで正反対だった。

 斎藤は中学卒業後、群馬の実家を出て早実、早大に進学。その間の学費、生活費は全て父・寿孝さん、母・しづ子さんからの仕送りでまかなって、野球に取り組んできた。お金のありがたみを知っているからこそ、どれだけ大金を手にしようとも無駄使いなどできるはずがなかった。

 ≪大卒初任給平均は20万5641円≫昨年の東証第1部上場企業238社の初任給の平均は大学院卒(修士)22万3384円、大学卒(事務・技術)20万5641円、高専卒(技術系)18万2254円、短大卒(事務系)17万2160円、高校卒(事務系)16万996円、高校卒(現業系)16万2772円。業種別に見ると、大学卒で初任給が一番高いのは鉱業の21万6300円、次いで情報通信業の21万900円。20万円を超えるのは、製造業、不動産業、学術研究、生活関連サービス、教育・学習支援業などがある。

続きを表示

2011年1月26日のニュース