「ラブ注入」ラミレス ドドスコ打って3冠だ!

[ 2011年1月25日 06:00 ]

楽しんごの「ラブ注入」 のポーズをとるラミレス。今年のパフォーマンスに取り入れる!?

 巨人ラブ注入で3冠王だ!巨人のアレックス・ラミレス外野手(36)が24日、成田空港着の航空機でエリザベス夫人、愛犬・リリーちゃんとともに来日。今季の本塁打を打った後のパフォーマンスに、人気お笑い芸人・楽しんご(31)が胸の前に両手でハートマークを作る「ラブ注入」の採用へ前向きな意向を語った。

 旬なネタは逃さない。恒例のパフォーマンスについて「今のところ何も考えていないんだよ」と思案顔だったが、世間で流行している楽しんごの持ちネタを聞かされると「考えてみるよ。どうやるんだい?」とノリノリ。5分後には「ラブ、チュウニュ~」と振り付けも完ぺきに習得した。

 パフォーマンスを披露する機会が多ければ多いほど日本一に近づく。ヤクルトから巨人に移籍した08年に打点王、09年は首位打者に輝き、昨年は49本塁打、129打点で03年以来自身2度目の2冠王。「今年は飛ばない球(統一球)になるが、毎日プレーすれば40本塁打、100打点は見えてくる。3冠王?青木やマートンがいるから簡単ではないが、チャンスがないわけではない」と初のトリプルクラウンにも意欲をのぞかせた。

 心身ともに準備万端だ。昨年10月に帰国した際は103キロだったが、自宅でウエートトレーニングを継続し、100キロに減量。また「DVDを見て研究してきた。投手より注目するのは捕手。いい投球を引き出すのは捕手だから」と、昨季対戦打率が2割4分台と苦戦した阪神・城島、中日・谷繁の配球術を熱心に分析した。向上心旺盛な最強助っ人に死角は見当たらない。ジャイアンツ愛にあふれたラミレスがチームに白星を注入するべく、「ラブ注入」で今年も打ちまくる。

 ◆楽しんご 31歳のお笑い芸人。乙女なキャラでの東幹久ネタや、腰を振って左脇を隠しながら「ドドスコスコスコ」(3回繰り返し)→「ラブ注入」のネタで昨年大ブレーク。整体師の顔も持ち、東京・世田谷区内で「癒しんご」を経営している。1メートル84、67キロ。神奈川県出身。よしもとクリエーティブ・エージェンシー所属。

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2011年1月25日のニュース