マンション購入トラブル 鳥谷に約100万円支払い命じる

[ 2011年1月21日 16:49 ]

 阪神の鳥谷敬内野手(29)が自宅マンションを購入した際の仲介手数料を支払わなかったとして、兵庫県芦屋市の不動産会社が手数料約280万円の支払いを求めた訴訟の判決で、神戸地裁尼崎支部は21日、約100万円の支払いを命じた。

 鳥谷側は「仲介契約書に押印しておらず、同社からも契約が成立したことや手数料の額についての説明はなかった」と主張していた。

 判決理由で富川照雄裁判官は、同社の仲介と値引き交渉でマンションの売買契約が成立したと認定したが、重要事項の説明を十分にしていないなどの点もあったと指摘した。

 判決によると、鳥谷は2009年10月、売値1億1258万円の兵庫県西宮市のマンションを購入する際、同社に相談。最終的には、マンションの売り主と直接契約を結んで9300万円で購入した。

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2011年1月21日のニュース