丁寧に言葉選ぶ落合氏「現役時代評価してもらった」

[ 2011年1月14日 18:59 ]

 落合氏は丁寧に言葉を選びながら、殿堂入りの感想を述べた。

 ――実感は。

 「実を言うと、ユニホームを着ながら入れてもらえるとは思っていなかった。いささか戸惑っているのが本音」

 ――早すぎた殿堂入りか。

 「楽しみは先にとっておいた方がいいか、とも思う。特例が認められるなら、候補から外してくれないかと思っていた。ユニホームを脱いでから、いつかスーツ姿で入れてもらえればと思っていた」

 ――殿堂の印象は。

 「現役時代にもらえる賞はほとんどもらったが、殿堂は人が選んでくれるもので別物。現役選手時代を評価してもらった」

 ――球宴の指揮を執るナゴヤドームで表彰式が行われる。

 「監督1年目のオールスターもナゴヤドームだった。今回も名古屋には何かの縁を感じる」

 ――今後の抱負は。

 「これからも(野球界のために)もう一肌、ふた肌脱げるのであれば脱ぎたい。耳を傾けてくれるコミッショナーだと思って、これからも小言を言っていく。もう少し頑張りたいと思う」

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2011年1月14日のニュース