エースの自覚見せた金子千「200イニングが最低ライン」

[ 2011年1月8日 17:58 ]

 昨季パ・リーグの最多勝、オリックスの金子千尋投手が8日、神戸市のスカイマークスタジアムで始動した。ランニング、キャッチボールなど軽めのメニューをこなし「体が動くかなと思ったけど、思ったより普通に動いたので良かった」と笑みを浮かべた。

 初タイトルを獲得した昨年は、オフもイベント出演など忙しい日々で「慣れないことばかりで戸惑いがあった」と言う。今後はキャンプに向けて焦らずに仕上げていく予定で「もともと肩の出来具合はそこそこ早い方。体づくりをしっかりしたい」と落ち着いていた。

 5位から巻き返しを期すチームにとって、右腕の活躍は欠かせない。今季の目標について「優勝を第一に考える。200イニング以上投げることが最低ラインだと思う」と話し、エースの自覚をのぞかせた。

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2011年1月8日のニュース