能見 縁起担ぎの例年どおりスピード調整

[ 2011年1月8日 06:00 ]

TV「熱血タイガース党」に出演し、今年の抱負に「熱」の文字したためた阪神の能見。右はストリーク・山田

 阪神・能見篤史投手(31)が10日から沖縄・嘉手納で自主トレーニングを行い、例年どおりの調整法でキャンプインする考えを示した。

 「3年目なのですが、ちょうどその時から好成績が出ているので縁起担ぎの意味も少しはあります」

 昨年は捕手も兼務する狩野をパートナーに指名。その意図はブルペンで投球を受けてもらうことだけではなく、打者・狩野との真剣勝負だった。変化球も交えた実戦さながらの対戦が狙いで、練習のための練習になることを避ける狙いがあった。

 今年は狩野が腰の手術明けで不参加となるため、関本と小宮山に呼びかけている。「変化球も交えて1回表から9回まで本気で打ち取りにいく。その時、その時の打者の考えなども聞いて、お互いを高められるのがいい」

 全力投球できる状態で2月1日を迎えるつもり。エース格となってもスロー調整はしない。

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2011年1月8日のニュース