球児 変わらぬ夢実現へ、一から体づくり

[ 2011年1月1日 06:00 ]

4月に国内FA権を取得する阪神・藤川

 阪神・藤川は自身26歳、07年オフから入札制度での移籍を訴え続けてきた。その気持ちは少しも変わっていない。「今も米国のことを考える時間を持ちながら野球に取り組んでいる。1度言ったことを変えたら球団にも失礼だし、野球に対しても失礼」という。

 同時に米国での3年後、5年後を見据えて、今オフは一から体をつくり直しているという。今年4月に国内FA権を取得することで、球団側も入札制度にやや軟化の兆しを見せている。12年シーズンに海外FA権を行使して移籍となれば、落札金が入らなくなるからだ。「とにかく未来を見てやりたい」。長年の夢が叶う日はもう遠くない。

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2011年1月1日のニュース