後藤FA、移籍と残留は「半々」

[ 2010年11月10日 19:53 ]

 オリックスの後藤光尊内野手(32)が10日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する意向を球団側に伝えた。後藤は「他球団の話も一度聞いてみたい。宣言したら出るのではなく、気持ちは半々」と語った。中日などが獲得に興味を示している。 村山良雄球団本部長は「全力を挙げて慰留を続けたい」と話し、既に提示している3年総額3億円の条件に上積みする可能性も示唆した。

 後藤は2002年にドラフト10巡目でオリックスに入団。高い身体能力を生かした打撃と守備が持ち味で、今季はチーム最多の143試合に出場。打率2割9分5厘、16本塁打、73打点といずれも自己最高の成績を残し、8月からは主将も務めた。(金額は推定)

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2010年11月10日のニュース