山井快挙ならずも中日6連勝!ナゴヤD11連勝だ

[ 2010年8月18日 17:55 ]

巨人戦に先発した中日・山井

 5連勝と波に乗る中日は18日、ナゴヤドームで巨人との第2Rを行った。2位の巨人に1・5差としているだけに一気に詰め寄りたい中日の先発投手は山井、巨人は東野に連敗ストップを託した。

 2回、中日はブランコの二塁打を足場に1死満塁の好機を築いたが、山井、荒木が倒れ無得点。その後もともに無得点が続いたが、4回中日は2死から堂上直が四球で歩き、続く谷繁が右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち先制した。次打者は先発の山井で「とにかく、何とか打ってやろうという気持ちで打席に入った」と谷繁。

 5回にも2死から和田が左前打、森野が四球に、続くブランコは振り逃げで満塁とし、8月初のスタメンに起用された野本がライトへ適時打を放ち2点を加えた。野本は「これまで打てていなかったから、頭の中が真っ白になりました」と喜びを表した。

 山井は、3回に四球で脇谷を歩かし、7回にラミレスを死球、高橋を四球で出すも、8回まで無安打投球を続けた。

 だが9回、巨人は先頭の坂本が22号ソロを左翼に放ち、巨人初安打、初得点。山井はここでマウンドを降り、岩瀬に後を託した。岩瀬は気合の投球で無失点に封じ、中日は6連勝。球団新のナゴヤドーム11連勝で、2位の巨人に0・5差と迫った。

 山井は、07年11月1日のの日本シリーズ第5戦・日本ハム戦(ナゴヤドーム)で完全投球を続けながら交代となった時以来の、8回無安打投球となったが「6回か7回くらいから意識した。(坂本に打たれた時は)やられた、と思った。僕らしくていいと思います」と語った。

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2010年8月18日のニュース