サブカテゴリー

PR:

松井 メークドラマ口火打!日本球界3冠10傑入り!

<エンゼルス・レンジャース>二回裏先頭、中前打を放ち、一塁を回るエンゼルス・松井
<エンゼルス・レンジャース>二回裏先頭、中前打を放ち、一塁を回るエンゼルス・松井
Photo By スポニチ

 【エンゼルス9―7レンジャーズ】エンゼルスの松井秀喜外野手(36)は30日(日本時間31日)、レンジャーズ戦で5点を追う2回に一挙4点を返す攻撃の起点となる中前打。大量ビハインドをひっくり返しての逆転勝ちを演出して、負ければ自力優勝の可能性が消滅するエ軍の危機を救った。松井はこの一打で日米通算2542安打。日本選手では土井正博(西武)に並ぶ歴代10位にランクイン。メモリアルとともに、崖っ縁から大逆転への望みをつないだ。 【試合結果

 プラス要素は何一つなかった。スタジアムにも沈滞ムードが漂っていた。自軍は最近10試合で2勝8敗で4連敗中。首位のレ軍相手に2回で0―5。相手マウンドは今季8勝0敗右腕ハンター。しかし、すべてを松井の一振りが吹き飛ばした。

 2回の先頭で打席に入ると初球の真ん中高めの直球を、バットをかぶせるようにして中前へ運んだ。「普段と一緒。初球、甘い球が来たのでちゃんと打てたという、それだけです」。カラスポも中前打で続き、1死後にリベラが3ラン。アイバーもソロであっという間に1点差。ベンチは一気に活気づいた。うっ憤がたまっていたファンにも後押しされて、4―7の4回も4点を奪って逆転した。

 松井は口火を切った一打で日米通算2452安打。本塁打、打点とともに日本球界では10傑入り。これは王、野村らに続く5人目の快挙だ。3連戦で1敗でもすれば自力優勝が消滅する局面でも決して慌てないのは、普段から最高の準備をしている自負があるからだ。

 「今ジタバタするのは違うと思う。こういう時だけ気合を入れるのはおかしい。新聞記者で言えば、15行の雑報も1面の記事も、同じような気持ちで書くでしょう?」

 ハンターにすれば5点の援護を受け、楽な気分でストライクを先行させたい場面。しかし、集中力を切らしていない背番号55に対してはその初球が落とし穴だった。

 そんな松井にも一つだけ変化があった。前日の休養日に、アナハイム近郊の美容院で散髪した。今季3度目のヘアカットだが、過去2度は古巣ニューヨークの行きつけと、日本から旅行で訪れた美容師に切ってもらったもの。今回は飛び込みの店で、初めて米国人に切ってもらった。「適当に探した店だけど、腕は良かったよ」。ゲン担ぎはしないゴジラだが、さっぱりと悪いものが落ちたのかもしれない。

 「苦しい試合だけど勝てた。一つずつ獲れればチャンスは見えてくる」

 奇跡と呼ばれる快進撃に、常識を超えた劇的勝利はつきもの。それを予感させる白星だった。

 ≪松井が経験した大逆転≫

 ☆メークドラマ(96年巨人) 巨人は首位の広島に7月に最大11・5ゲーム差をつけられながら、猛反撃でリーグ優勝を達成。その劇的な逆転劇を長嶋監督が和製英語の「メークドラマ」と名付けた。松井は6月15日阪神戦から7月10日に18試合連続安打をマークするなど貢献した。

 ☆最大14・5差(07年ヤンキース) 5月末の時点で首位に14・5ゲーム差の4位。しかし7月以降は56勝28敗と2勝1敗ペースで追い上げ、最終的に首位レッドソックスに2差の2位でフィニッシュ。ワイルドカードによりポストシーズンに進出した。松井は7月に打率・345、13本塁打、28打点で月間MVPに。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年08月01日 ]

PR

関連ニュース

読み込み中..

関連写真

読み込み中..

ニュース

注目オークション


クイックアクセス

スコア速報

特集

選手名鑑

オススメ

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲