マー君まさかの乱調…交流戦初黒星

[ 2010年6月14日 06:00 ]

<楽・ヤ>8回1死二、三塁 ガイエルのときにブラウン監督(左から2人目)はマウンドに行き田中の胸を押す

 【楽天1-3ヤクルト】交流戦4戦全勝だった楽天の田中が、8回2失点で初黒星を喫した。

 1点リードの8回1死二、三塁。ガイエルを迎えると、この試合初の雄叫びで気合を注入。3球目に最速151キロを計測するなど150キロ台の直球を連発した。しかし、四球で歩かせると、デントナに同点の犠飛。さらに2死満塁から押し出し四球を与え「ピンチに対する対処法がまだまだ。力が入って球が高めに浮いてしまった」と乱調を悔やんだ。

 由規とは昨年5月20日以来、2度目の対決。前回は2安打完封で格の違いを見せつけたが「直球に力があって、常に150キロ以上出るのは武器」と成長を認めた。チームは1カ月ぶりの3連敗で借金4。それでも、交流戦で借金を3つ減らしたブラウン監督は「いい流れをつくることができた。交流戦前のチームとは違う」とリーグ戦再開に自信を見せていた。

 ▼楽天・山崎(交流戦単独トップの11本塁打)振り遅れたけど、うまく押し込めた。(目標にしていた)交流戦中の15号も達成できた。

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2010年6月14日のニュース