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日本最速更新に期待!モリーヨ、もう155キロ!

紅白戦初登板のモリーヨは最速155キロの直球を投げ、3人で打ち取る
紅白戦初登板のモリーヨは最速155キロの直球を投げ、3人で打ち取る
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 【白組3―5紅組】まだ2月なのに155キロ!楽天の守護神候補、新外国人のフアン・モリーヨ投手(26)が19日、紅白戦に初登板。直球の球速がこの時期では異例の155キロをマークして、1回を3人でぴしゃりと抑えた。167キロ右腕の売り込みにたがわぬ剛速球。チーム待望の絶対的な守護神誕生を予感させ、公式戦でも巨人・クルーンが持つ162キロの日本最速記録の更新に期待が高まってきた。

 球場に衝撃音と、どよめきが交錯した。打席の藤井のバットは真っ二つだ。ネット裏のスピードガンは155キロを表示。手をしびれさせた藤井は驚きの表情を見せた。

 「ヨシ!と思ったら…。まさかバットが折れるとは…」。2ストライクからの3球目。直球1本狙いが完全に差し込まれた。1、2球目はスピードガンで表示されなかったが「2球目はもっと速かった。間違いなく155キロ以上。クルーンよりもスピンが利いて、球質も重い」と藤井。巨人・クルーンが初来日した05年、横浜キャンプで151キロを出して周囲をあ然とさせたが、モリーヨはそれを軽く上回った。

 「きょうは90%ぐらい。試合で投げていけば、もっと速い球を投げられるよ」。まだ調整段階の2月中旬。最速155キロの田中も17日紅白戦では143キロがやっとだ。モリーヨは3球の155キロを含めて、表示されただけでも13球中7球が150キロを超えた。04年にマイナーで記録した167キロの看板通りの投球に、視察したオリックス・依田スコアラーは「これからもっとスピードは上がるだろうし、かなり脅威」と戦々恐々とした。

 速いだけじゃない。楠城から空振り三振を奪ったチェンジアップは135キロで落差もあった。中指と人さし指で軽く挟んで、わしづかみで投げるモリーヨいわく「スピリットチェンジ」。メジャー時代の変化球はスライダー主体だったが、メジャー球より小さく、滑らない日本球では「落ち方も凄いし、どんどん使っていきたい」と決め球として手応えもつかんだ。

 2死からは走者をつけてクイック投球も試したブラウン監督は「力強い球だったし、課題も解消されていた」と目を細めた。日本球界で大成功を収めたクルーンと同じく、メジャー未勝利で来日した26歳。モリーヨがジャパニーズドリームへの第一歩を踏み出した。

 ◆フアン・モリーヨ 1983年11月5日、ドミニカ共和国生まれの26歳。01年に17歳でロッキーズと契約して06年にメジャー初登板。昨季はツインズでプレー。メジャー通算9試合で0勝0敗0セーブ、防御率13・50。マイナー通算は234試合36勝35敗5セーブ。昨季メジャーでは3試合0勝0敗も、3Aでは46試合に救援登板して奪三振率11・69をマークした。1メートル91、98キロ。右投げ右打ち。

 【楽天の抑え事情】球団1年目の05年から抑えを務めた福盛が07年オフに米球界移籍。08年に守護神で起用したドミンゴが、プロ野球史上7度目の開幕2試合連続サヨナラ負けを演出するなど大誤算。同年チームの最多セーブは小山、青山の4だった。昨季も守護神に起用した川岸が開幕3連戦で右ひじを痛めて離脱。6月に古巣復帰した福盛が7勝1敗10セーブと後半戦の快進撃に貢献した。今季の抑えはモリーヨ、福盛、小山、川岸の争いとなる。 楽天グッズ

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年02月20日 ]

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