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松井秀 Wミーティングで直接“就活”

インディアナポリスで行われるウインターミーティングへの参加を検討している松井秀
インディアナポリスで行われるウインターミーティングへの参加を検討している松井秀
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 ヤンキースからFAとなった松井秀喜外野手(35)が12月7日(日本時間同8日)からインディアナポリスで行われるウインターミーティング(W会議)への参加を検討中であることが22日(同23日)明らかになった。同会議は大リーグのストーブリーグの一大イベント。例年、大型契約が成立することが多く、代理人を務めるアーン・テレム氏が電撃合意などに備え、松井に米国内に滞在するよう指示したことが分かった。 【松井MVP記念Tシャツ

 市場が動かなければ、自ら動く。全30球団のGMら関係者や代理人が一堂に集結するW会議へ、日本人選手では初めて松井が直接乗り込む可能性が出てきた。同会議に選手本人が直接出向くことは異例で、代理人筋の話では、テレム氏はすでに松井に12月7〜10日の期間はすぐ動けるよう米国内に滞在するよう指示したという。

 「球団が自分のことをどれだけ欲しいのかとか、そういう具体的な部分は話してみないと分からないですから」と正式にFAとなった20日に松井は語った。長期戦は覚悟の上だが、どれだけ相手球団が考えているのかじっくり吟味したいと話す。来季所属先を選ぶ基準としてまず「どれだけ自分のことを必要としてくれるか」を挙げる。そのためには各球団のGMら首脳陣が集結するW会議は絶好の機会。これまでなら遅くても11月中に帰国してきたが、それも延期し、12月中旬の帰国を考えている。代理人から要請が来れば、すぐさま現地へ飛ぶつもりだ。

 過去78年のピート・ローズや、06年オフのバリー・ボンズ、昨年のフランシスコ・ロドリゲスら大物FA選手も直接会場に乗り込み、契約につなげてきた。交渉は代理人に一任するのが大リーグの通例だが、この会議だけは別。代理人主導になりがちの交渉にも自分の意見を伝えることが可能になる。

 加えて松井の場合、契約のネックとなるのが両ひざの不安。すでに執刀医のロデオ氏から「外野手兼DH」としての復帰にはお墨付きを得ているが、詳細については球団幹部とひざを付き合わせて語るに限る。交渉が加速すれば、すぐにメディカルチェックへ発展する可能性もあり、現場に自ら赴くのはうってつけというわけだ。

 松井自身は来季について「外野手兼DH」としての復帰を現実的な目標として持つ。「守備をやらせる、やらせないという契約はないと思う。でもチームとしての兼ね合いはあると思う」と布陣次第ではその希望も認められない可能性を自覚している。現場の詳しい構想を聞くためにも、獲得を希望する球団の真意を問いただす必要がある。

 10球団近くが松井に関心を示しているが、例年になく遅い市場の影響もあり、まだ具体的なオファーは届いていない。市場が動くのは同会議後の12日以降という見方が大勢を占める。長期化が必至の状況で松井の動きから目が離せなくなってきた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年11月24日 ]

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