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1番決まった!松本 鮮烈猛打賞デビュー

<横浜・日本ハム>試合後、松本(右)と話した榊原
<横浜・日本ハム>試合後、松本(右)と話した榊原
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 【横浜6−4日本ハム】オープン戦は28日、各地で5試合が行われ、4月3日のセ・パ同時開幕に向けて球春が到来した。横浜はドラフト1位・松本啓二朗外野手(22)が「1番・中堅」で出場し、猛打賞&1盗塁の鮮烈デビューを飾った。走攻守3拍子そろった“ダルビッシュ世代”のリードオフマン候補がAクラス入りを狙うチームに新風を吹き込む。 【試合結果  横浜グッズ

 並のルーキーじゃない。猛打賞に盗塁も決めるなど華々しい活躍も試合後に口を突くのは反省の弁ばかりだった。「結果が出て良かったけど課題はたくさんある。60〜70点。走塁でミスもあったし守備位置も指示を受けてばかりだった」

 理想の高さは高度な技術に裏付けされている。初回に左腕・武田勝の内角に沈む難しいスライダーを右前に運ぶと、すかさず二盗。「前の練習試合で失敗したのでリードを1歩大きく取った」と修正能力の高さを発揮する。2回は俊足を飛ばして二塁内野安打。7回は右前打を放ち、いずれも先頭打者として安打で出塁した。大矢監督も「今まで足を使える人が少なかった。1番が決まらずにいたので内容としては大きい」と目を細めた。

 1番不在は最大の懸案事項だった。昨年は大西、金城、石川らを起用も固定できず、盗塁王に4度輝くなど1番打者として長年支えた石井琢も昨オフに自由契約となり、広島に移籍。昨秋のドラフトでは即戦力投手の獲得を推す声もあったが、早大で1年秋からレギュラーを張った松本の1位指名に踏み切った。

 父・吉啓さんは桜美林で投手として全国制覇。遺伝子を受け継いだ松本は父子鷹として千葉経大付で3年夏に「4番・エース」で甲子園に出場し、3回戦でダルビッシュ擁する東北を延長戦の末に破った。あれから4年がたち、ライバルは今や球界のエース。「対戦できるのは楽しみだけど、今は力の差がありすぎて何も言える立場じゃない」と話すが眼光は鋭い。

 オープン戦初戦で1番打者の適性をアピールした松本。「アピールできるように一日一日を一生懸命やるだけ」。“ケージロー”のサクセスストーリーは始まったばかりだ。

[ 2009年03月01日 ]

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