ヤクルト新助っ人ウィルソンは遊撃起用

[ 2008年6月10日 06:00 ]

 ヤクルトは9日、新外国人ウィルソン・バルデス内野手(30)=前韓国・起亜=の入団会見を神宮球場で行った。1年契約で年俸は2000万円(推定)プラス出来高、背番号45。登録名はウィルソンに決まった。

 メジャー4球団を渡り歩き、本職の遊撃以外の内野だけでなく、外野もこなすドミニカ共和国出身のユーティリティー選手は「持ち味はスピードと肩、守備。打撃も自信がある」と抱負を語った。05年マリナーズ時代はイチローと同僚で「いつでも次の塁を狙う姿勢を学んだ」。高田監督は「宮本の負担を軽くしたいので遊撃手を探していた。今後を考えると宮本は三塁の方がいい」としており、すでに宮本にも三塁転向の方針を伝えている。ウィルソンは10日から2軍練習に合流。ビザ取得などの手続きを経て、21日のオリックス戦(神宮)からの出場を目指す。

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2008年6月10日のニュース