松坂が日本人投手新記録の開幕7連勝

[ 2008年5月18日 09:33 ]

ブルワーズ戦に先発、開幕から7連勝としたレッドソックス・松坂

 米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は17日、ボストンで行われたブルワーズ戦のダブルヘッダー第1試合に先発。6回2/3を投げ、7安打2点(自責点0)に抑えて開幕から7連勝を飾った。7勝はア・リーグトップタイ。2四球1死球6三振だった。チームは5―3で勝った。

 日本投手の開幕7連勝は、2002年の石井(ドジャース)を抜いて史上初。伊良部(ヤンキース)は1999年の5月から8月にかけて8連勝を記録している。

 ≪負けない松坂≫走者を背負ってからが見せ場だった。レッドソックスの松坂は計4度、先頭打者を出しながら、7回途中まで自責点なしの2失点。開幕から負けなしの7連勝を飾った。
 圧巻は6回。昨年のナ・リーグ新人王のブラウン、本塁打王のフィルダーに連打を浴びて無死二、三塁。ここから後続を連続三振と中飛に。ピンチで迎えた3人には多彩な球種を織り交ぜて投げ、ボール球なしの計8球で抑え込んだ。7回2死からキャメロンに2点本塁打を浴びたが「悪いなりにピンチをしのいでゲームをつくれた」と話した。
 ゆとりを持ったプレートさばきが負けない秘訣なのか。これで開幕からの連勝は西武時代にもなかった「7」。メジャーでの連勝も自身最多を更新する「7」となった。(共同)

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2008年5月18日のニュース