FA新井の人的補償 広島が赤松獲得

[ 2008年1月7日 20:09 ]

赤松真人外野手

 広島は7日、フリーエージェント(FA)宣言して阪神に移籍した新井貴浩内野手(30)の補償選手として、赤松真人外野手(25)を獲得した。同日に両球団から発表された。

 赤松は立命大から2005年にドラフト6巡目で阪神に入団。3年目の昨季は28試合の出場で、打率1割5分4厘の成績にとどまったが、俊足を生かした将来性豊かな外野手として高く評価されていた。
 赤松は球団を通して「突然で正直びっくりしていますが、早く気持ちを切り替えて1日でも早くカープで戦力になれるように頑張りたい」とコメント。広島のブラウン監督は「武器のある選手で、欲しいと思っていた」と話した。
 FA選手の旧所属球団は、移籍先の球団から1人選手を獲得できる。金銭による補償も可能だが、広島は人的補償を選び、阪神がプロテクトした28選手以外から赤松を選択した。

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2008年1月7日のニュース