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CS初登板で躍動!マーくん「てっぺん目指す」

 【楽天4−1ソフトバンク】大舞台で緊張することはないという。むしろ、「こういう試合の方がいつもより気持ちが入りやすいんで」と言えるのが楽天・田中だ。胸は熱く、頭は冷静に――。プロ初のCSのマウンドでは歓声を味方に躍動した。

 序盤は冷静さが光った。シーズン終盤の不振につながったのが「体のぶれ」。力みのない投法でアウトを重ねるスタイルを選んだ。球速表示を見ることはなく「力まないように気を付けた」。6回までは3安打で二塁も踏ませなかった。

 ゴールが見えるにつれ、右腕のエンジンがかかる。148キロ、150キロ…。外角低めにうなるような剛球が続いた。気持ちも前面に出始める。8回に草野の失策で失点したが、場内のボルテージが上がる中でのマウンドを譲る気はない。無四球の完投勝ち。ウイニングボールは、はじける笑顔で野村監督に手渡した。

 「決めようという気持ちが強かった。これだけたくさんの人の中で野球ができるのは幸せ」と田中。お立ち台では「てっぺんを目指して頑張りましょう」。兄貴分の岩隈が言い始めた「本気ですから」を言い損ねたと悔しがった。でも大丈夫。「本気」は投球から伝わってきている。 試合結果

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